Pick One

平日、ずっと家にこもって仕事をする毎日がはじまって早9か月。こんなに長くは続かないだろう、すぐに終わるだろう、元に戻るだろうと思っていたのに、この生活がすでに普通になりつつあることにびっくりしているし、いまだに順応できていない自分は適応能力がどんどんなくなってきているなあと感じることがある。

 

何かを変えたい、と強く渇望していない状態というのは、別の言い方でいえばぬるま湯だけれども、人生は痛いことから逃げるものでもない。自分を幸せにすることもゴールの一つだけれど、じゃあ寒くて眠れない夜がないことが良いことなのかはそれも違うのではないか。

 

ネガティブな人に意識を持っていかれないことー強い人というのは鈍感な人じゃなくて、いろんなことを気にしているほど時間がない人のことかもしれない。車に乗るようになって、今までと違う高さと視点で外の世界を見るようになって、今まで自分が封印してきたいろんなこと(時間がない、お金がない(なくなるのがいや)、自由でいたい)と思ってきたことを思い返して、選択肢を多く作っておくことがゴールだったことを思い出した。

 

選択肢からそろそろ何かを選ぶ時が来ているのかもしれない。