Good Luck

”ここに住んでいる間にとても良いことがたくさん起きました。ありがとうございました。”

 

オーナー代理にそんなメールを年末に書いた。

 

何気なく書いたものだったけれど後日「すごくうれしかった」と言われた。内覧して一目見て、ここに住もうと決めた。僕にとってこの3年間は、人生のとても重要な時間で、ある意味人生が大きく変わるきっかけになった。新しい友達ができて、良いキャリアをつくって、さらに人生を一緒に歩みたい人に出会った。新しい家を選んだのも、同じブランドのマンションで、幸運をそのまま持ち込みたかったというのもある。

 

最終日、部屋を掃除していたら、新しい家が見えた。とってもとっても長いようで、短かった3年間。たった3年間でいろんなことが変わる。だとすると、これからの3年もわくわくするようなことがたくさん起きるかも。幸運だと自分を信じることで。

20years

飛行機で降り立ったこの街は、20年前これから始まる沢山のことを想像もしていなかった自分が初めて来た街だった。


勉強もスポーツでも特に目立つこともなく、これという特技もなかった当時の自分にこんなチャンスが訪れるとは思わなかった。


この街の湿気と香辛料の匂いはそんな当時の自分を思い出させてくれた。


滞在していた数日間ずっと考えていた。


何がこの20年で変わったのか。


学ぶことの楽しさを知った

世界は時に広く、狭くもあるっと知った

人を好きになることも


全てが今の充実した日々を作ってくれている。


好奇心と行動力


20年変わらない自分が好きなattributes

少しは身についたかな?


謙虚な気持ちと、突き進んで行く姿勢を忘れずに毎日楽しみながら過ごせる一年にしたい。

Lost In Translation

 

”金曜の夜 僕たちはワインを飲んで酔っぱらって
夜中の2時になったとき、この人にプロポーズしようと決めた”

大好きな歌手の大好きな歌の一節。その歌はこんな歌詞から始まる。

”このアップルはずっと好きになれなかった なぜなら大きすぎて手におえなかったから”。ちなみに、このアップルっていうのは、ニューヨークのこと。大都会。

バックストリートボーイズのAs long as you love meっていう曲があるけど、僕はこの歌詞をちゃんと英語で理解できていない。日本語にすると、”君が僕を愛する限り”。

なんだかそんなのやだな、と思う。好かれているうちしか相手を愛さないなんてそんなのやだな。損得勘定みたいで。でもたぶんここに込められているのはそういう意味じゃないんだろうなっていうことはわかる。

"Freedom's Just Another Word For Nothing Left To Lose"。これはまた別のシンガーの歌の一節。自由っていうのは何も失うものがないこと。つまりこうだ。失いたくないものができると、人は不自由になる。身動きがとりづらくなる。でも明日死んでしまうとしても、勝手な行動をせず平穏に1日を終えようと思うなら、たぶんきっと失いたくないものが自分が死んだ後もある人だ。

自分が大好きだったポップカルチャーも、10代の自分におけるコノテーションの最大値と、こうして30代になったときに感じる意味が大きく違うことがある。でも、分からないものはわからないままで、きっとそこの違和感こそが自分の個性とか、こだわりっていう形で見えてくるんだと思う。

ポップカルチャーといえば、今年はとっても面白いことが起きた。大好きな人と、20年前のポップカルチャーで夜通し盛り上がれることだ。夜中の2時に、ワインを飲みながら。

こんなこと、ずっとずっと起きるはずがないって思っていた。

心地良いバランス

学業や仕事に集中していたころは、自分中心に物事を考えることができていて、その時々の大事なことに全力を尽くすことで、満足感や優越感を得られていた。

 

それから数年が経ち、様々な経験を積んで、少しずつ価値観に変化を感じ始めた。

 

バランスを取ることはすごく難しい。一点に集中することのほうが遥かに容易で、結果もわかりやすい。ただ、今の自分にとって、バランスこそが、utilityを最大限に感じられるstateなのだろう。


仕事を効率良く終え、達成感を感じ。

ジムで体を鍛え、達成感を感じ。

家で観たかった映画をゆっくり鑑賞し、fulfillmentを感じる。


これを共感できる人と出会えたことはとてもラッキーなことだと感じながら、香港からの帰りの飛行機で目を閉じながら考えていた。

On the train

試練なんだと思うことにする。新幹線の窓を見つめて思う。


普段の生活を離れて遠い場所の仕事をしに行くこと。そもそも行きたいなんて思っていなかったし、なぜ自分が?と思わずにはいられない。


世間の働き方改革の流れに完全に逆行するような働き方をしている自分が情けない。ストレスにどう対処していいかわからない。


でも、ネガティブに考えると日々の表情までが曇ってしまいそうで、ポジティブに考えることにした。

だからこれは、試練で、有限で、何かと引き換えにしていること。


普段の生活のありがたさを思うと同時に、好きな人がそばにいないという状態を長引かせるのだけはやめようと思う。


それが実現されないならば、なんのために働いているのか分からないから。

This Summer

仕事で土日がつぶれていたころ。日曜夜になるのが怖くて焦ってばかりいたころ。そんな時期を乗り越えて、30代になった。

 

30代になるとどんなふうに自分が変わるのかわからなかった。わかっていたのは、家の中で過ごす時間が増えるだろうということと、新しい人間関係を作るのが難しくなるだろうということ。いまはそのどちらも確かに当てはまっている。それは大事な人や大事なことを見つけて、それらをさらに大事なものに育てていくために起こることなのかもしれないと思うようになった。

 

疲れやすくなり、眠ることが大切になる。20代のころのようにはいかない。でもそのステージはもう終わって、人生の新しい過ごし方を見つけていく時期なのかもしれない。

 

あまり行かない街を散歩して、空を見て夏だなあって話して、白ワインを飲む。若い時はずっと、将来何かになるために生きていくと思っていたけれど、いまのような、こういう夏をずっと過ごしていきたいと思った。

Time flies

ふと、立ち止まる日があった。


朝起き、果物を食べて、会社に行く準備をして、いつもの駅まで歩き、変化する季節を感じ、会社で仕事をした後、ご飯を食べ、ジムに行き、就寝前に本を読んだり、映画を観る。

 

時間の流れはrelativeで、置かれている環境や気持ちの持ちようによって感じ方は変わる。


自分に少しブレーキをかけて、少し立ち止まってみてもいいのかもしれない。


これからの長い人生をただ”あっという間”っと感じるのではなく、”楽しくて、色々経験もして、ストレスなくあっという間”っと感じたい。


その為にも、自己分析(好きなこと、苦手なこと、得意なこと、自分が満足感を見いだすattributes)をもう一度意識的にして、新たな気持ちを持って時間を感じたい。

 

Well-beingとは